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ブラックなんダー
「ブラックなんダー」 黒の恨み唄F 【タイムスリップ編(2)】


ブラックなんダーは警官隊に逮捕された。

現代から過去にタイムスリップしたブラックなんダーがたどり着いたのは、のちにあの「あさま3荘」事件などが起こる、あの時代であった。

当時は、「■丸派」や「中▲派」などのグループが、ヘルメットに防塵マスク、ゲバルト棒や旗を振りまわしていた時代だ。
大学や駅前では、ハンディマイクでがなっているヤツもいっぱいいた。

黒ずくめの服に黒マントで全身を包み、黒いサングラスに黒いマスクで顔を隠し、黒いステッキを持ち歩く男。

楽器も持たずに、意味不明な単語を連発する「自称」ミュージシャン。


・・・ブラックなんダーは、立派に当時の『アウトサイダー』だった。

他の奴らと一緒にお縄となった彼は、『■命家』や『学say闘士』たちと数日間、警察の拘置所に厄介になることとなった。


「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」


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