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秘密J【長編笑説“なんダー物語”その4】 | ||
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「なんダー」の“靴屋”ビジネスは大当たりじゃった。 「なんダー」はその国の靴ビジネスを独占してしもうたんじゃ。もはや素足で歩いている人など、その国では誰もおらんようになった。 その国で一番の大富豪となった「なんダー」の豪邸の広さ・大きさと言ったら、『地の果てまで続く』とも言われるほどで、人々から『シューズ・パレス(靴御殿)』と呼ばれたそうな。 そうそう、兄と別の道を歩んだ「かんダー」じゃが、彼はその疑い深い性格を活かして、『シューズ・パレス』の門番(守衛)として働き、一生を過ごしたということじゃ。 もちろん、しっかりと“靴”を履いておったそうじゃよ。 ・・・・・おしまい。(第一部 完) 「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」 | ||
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